にごり酒のオンザロック♪　岐阜にある創業明治3年の渡辺酒造店では、出来たてのにごり酒を火入れ・加水し、さらに低温で熟成させているため、非常にマイルドな味わいでご飯にも合います。つい、飲み過ぎてしまいますが、度数は清酒と同じくらい15度程度あるので飲み過ぎ注意です♪

ところで、にごり酒は、いわゆる“どぶろく”で日本酒（清酒）の原型です。炊いた米に麹、酒粕、唾液（←口かみ酒）などの酵母を入れて発酵させてつくります。一般の家庭でもつくれるお酒ですが、日本では１９４０年ごろに施行された酒造法で密造酒に指定されているため、作ると処罰されてしまうので注意です。

酒造の制限については、国によって制限が違いますが、日本の場合は醸造元を守るために制定されたようです。お隣の韓国のどぶろくに近いお酒、マッコリは一般家庭で作ることも認められています。日本ではどぶろく裁判という名前がついてるほど、酒造の自由を求めた裁判も行われています。（気持ちは分かりますが・・・）

ただ、どぶろく作り自体は日本の伝統文化でもあることから、

どぶろく特区として国から認められた地域では祭事の際などに、

酒造したり販売したりすることも認められています。

渡辺酒造店のある飛騨地域は、昔からどぶろくの聖地として有名で、

どぶろく特区に指定されている地域もあるようです。

観光地として有名な白川郷では、どぶろく祭が開催されているとのこと・・・どぶろく好きの人なら一度はいってみたいお祭りですね♪

発酵について